昔から二十四節気のひとつである冬至にはかぼちゃを食べる習慣があります。一年の中で最も日が短い冬至は季節の変わり目であることから、体調を整え、無病息災を祈願する日でもありました。
かぼちゃは本来、夏から秋にかけて収穫しますが、保存がきくことから、この時期に緑黄色野菜の栄養を摂ることで厳しい季節を乗り越える意味もあったと考えられています。
こちらのかぼちゃスープは、常温のままでも、冷製スープとしても使えますが、
今回は緑黄色野菜の栄養が手軽に摂れる濃厚なかぼちゃスープを使って、簡単に作れるメニューをご紹介しますので、毎日の献立にぜひ、お役立てください。
かぼちゃを使った料理のレパートリーが増える！
緑黄色野菜の中でも甘くてホクホクのかぼちゃは、もっと積極的に摂りたい食品のひとつですが、
「煮物しか思い浮かばない」とか、「まるごと1個買っても使いきれない」など、お悩みが多い野菜でもあります。
そこで、スープを上手に取り入れることをお勧めします。化学的な調味料や着色料、保存料などは一切使用していませんので、かぼちゃそのままと同じように料理に使っていただけます。
しかも、牛乳やバター、チキンブイヨン、食塩で既に味付けもされていますから、パスタ等にはそのままかけるだけでも美味しくいただけます。
もちろん、スープとして毎日お召し上がりいただくことも大歓迎です。ぜひ一度お試しください。
【かぼちゃソースのパスタ】
パスタにカボチャスープをそのままかけても十分美味しいですが、ひと手間加えるとさらに高級感のある一品になります。お客様へのおもてなしメニューとしても喜ばれます。
材料（1人分）：
パスタ 80g
かぼちゃスープ 1袋
玉ねぎ 1/4個
薄切りベーコン 2〜3枚
卵 1個
パルメザンチーズ 15g
オリーブオイル 少々
塩 少々
※お好みでコショウ 少々
作り方：
1． 玉ねぎはみじん切りに、ベーコンは食べやすい大きさに切っておきます。パスタは塩少々を入れたお湯でアルデンテに茹で、ざるに上げておきます。
2． フライパンにオリーブオイルを熱し、玉ねぎとベーコンを炒めます。
3． 玉ねぎが透き通るまで炒まったら、かぼちゃスープを入れて混ぜ合わせます。ふつふつと沸いてきたら火を止めます。
4． 茹でたパスタをフライパンに加え、卵とパルメザンチーズを加えてよく混ぜ合わせます。お子様はこのままで、大人は仕上げにコショウを少々ふりかけてどうぞ。
【濃厚かぼちゃプリン】
まったりとした食感のプリンがお好きな方にぴったりな濃厚かぼちゃプリンが簡単にできます。お子様と一緒に作るのも楽しいと思いますので、ぜひ一度お試しください。
材料（200cc耐熱容器3個分）：
【カラメルソース用】
砂糖 50g
水 大さじ2+1
かぼちゃスープ 1袋
卵 2個
砂糖 30g
生クリーム（または牛乳） 100cc
※お好みでホイップクリームやミントの葉を添えてどうぞ
作り方：
1． 最初にカラメルソースを作ります。小さいフライパン（もしくは鍋）に砂糖を入れ、水大さじ2を入れて中火で熱します。色が濃い茶色になって焦げてきたら火を止めて、大さじ1の水を加えて少し緩めます。
※この時、あまり熱いと跳ねることがありますので、ご注意ください。
2． 耐熱容器にカラメルソースを入れておきます。
3． ボウルに卵と砂糖を入れてよく混ぜます。さらに、かぼちゃスープを入れて混ぜ合わせます。
4． 別の子鍋に生クリーム（または牛乳）を入れ、沸騰させないように弱火で温めます。3のボウルに少しずつ加え、よく混ぜます。
5． しっかり混ざったら、容器に少しずつ注ぎ入れます。
6． 大きなフライパンにクッキングペーパーを敷き半分くらいまで水を入れ、耐熱容器を入れ、蓋をして強火で約10〜15分間蒸しあげます。表面が固まったら、火を止めて粗熱を取ります。
7． 手で触れるくらいの熱さになったら、冷蔵庫で1〜2時間冷やして出来上がり。
かぼちゃの自然の甘みが生きている
ホクホクした食感の北海道産のかぼちゃをたっぷり使い、牛乳やバター、チキンブイヨン、食塩で味付けして丁寧に仕上げてありますので、
とても贅沢な味わいのご馳走感があるスープです。
袋のまま熱湯で5分間温めてお召し上がりいただくか、暑い時期なら冷製スープもお勧めです。
自然のままの鮮やかな色は食欲増進効果もあり、かぼちゃ本来の甘みと濃厚な舌触りは、スープというよりもムースに近い食感で食べ応えがありますので、赤ちゃんの離乳食やお年寄りの介護食などにもそのまま使えて便利です。
特に化学調味料や着色料といった添加物を一切使用していない素材本来の美味しさなので、安心安全。
むすひ商店がお届けする、国産野菜のスープシリーズはかぼちゃ、にんじん、じゃがいも、ほうれん草、とうもろこしの5種類が揃っています。
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