離乳食や介護食に最適なにんじんスープ

にんじんは野菜の中でも甘みが強く、色が綺麗なことから煮物やきんぴらなど、昔から日常的にもよく使われる馴染み深い野菜のひとつです。
にんじんにはβカロテンやカリウム、食物繊維といった身体に嬉しい栄養素が含まれていますので、小さなお子様からお年寄りまで積極的に摂取したい食材です。
そこで、国産のにんじんをペースト状にすり潰してポタージュにしました。スープなら手軽に栄養が摂れるので、毎日の食事にお勧めしたいメニューです。
こちらのにんじんスープは、常温のままでも、冷製スープとしても使えますが、
今回は、にんじんスープの上手な活用の仕方や、にんじんスープを使ったお手軽レシピをご紹介します。

にんじんの栄養をまるごとスープに

国産のにんじんにこだわって、そのままペースト状にしていますので、小さなお子様でも安心してお召し上がりいただけます。チキンコンソメなどを使い、にんじんが持つ自然の甘さを生かした優しい味のスープです。
常温で120日間保存できますので、いざという時の非常食としてもご利用いただけます。

【そのまま離乳食や介護食として】

赤ちゃんは生まれてから5〜6ヶ月経つと、お乳やミルクだけでは補えない栄養を離乳食で摂るようになりますが、自然の甘みを生かしたにんじんスープは、初期のベビーフードとしても最適です。
月齢が大きい赤ちゃんには、お粥を混ぜてボリュームを持たせるなど、工夫次第でさまざまな応用ができます。
また、栄養バランスも良いので、咀嚼力が弱い方やお年寄りの介護食としても最適です。
いつもの食事に、にんじんスープをプラスするだけで、アンチエイジングに効果があるβカロテンや、高血圧を予防してくれるカリウム、整腸作用がある食物繊維を手軽に摂ることができます。
袋のまま熱湯で5分間温めるだけなので、手間がかかる離乳食や介護食のお助け食品として、ぜひお勧めしたいスープです。

【にんじんスープのしっとりケーキ】

にんじんスープを使って作るしっとりとした食感のふんわりケーキです。ほのかな甘みに卵の香りが漂う素朴な風味のケーキなので、生クリームやジャムを添えても美味しく召し上がれます。おやつやおもてなしに、ぜひお試しください。

材料(直径18cm型1個分):
卵 4個
砂糖 50g
薄力粉 70g
サラダオイル 20g
水 30cc
ベーキングパウダー 小さじ1
にんじんスープ 100cc

作り方:
1. ボウルを2つ用意して、白身と卵黄を分けて入れます。

2. 卵黄の方のボウルに半分の砂糖(25g)を入れ、泡立て器でよく混ぜます。水とサラダオイルを入れて白くもったりとするまで混ぜ合わせます。

3. ベーキングパウダーを合わせた薄力粉を加えてさっくり混ぜ合わせます。さらに、にんじんスープを加えてよく混ぜます。

4. ハンドミキサーを使って、分けておいた卵白を泡立てます。全体に泡立ってきたら、残り半分の砂糖(25g)を入れ、ハンドミキサーを持ち上げた時にピンと角が立つくらいに固く泡立てます。

5. 泡立てた卵白を3分の1ずつ卵黄ボウルに入れて混ぜ合わせます。手早く均一になるまで混ぜ合わせたら、型に流し込み、170℃のオーブンで30分焼き上げます。

6. 焼きあがったら、型に入れたまま、逆さまにして粗熱を取ります。冷めたら型から外し、お皿に盛り付けます。

にんじんが持つ抗酸化作用で免疫力アップ!

国産のにんじんを使用し、素材が持つ本来の甘さを生かして作られたポタージュスープなので、毎日の食卓に一品加えるだけで、栄養バランスを補うことができる上、華やかさも演出できます。
にんじんに含まれるβカロテンには抗酸化作用があり、目や肌の健康を保つ効果やがん予防、アンチエイジング効果が期待できます。
緑黄色野菜に多く含まれているβカロテンですが、実は英語のcarrot(キャロット)がカロテンの語源だとも言われています。
他にも食物繊維やカリウムが豊富で、免疫力アップにも繋がると言われていますので、毎日の食事にもっと取り入れてほしい食材のひとつです。お手軽ににんじんの栄養素が摂れるポタージュスープをぜひ一度お試しください。
むすひ商店がお届けする、国産野菜のスープシリーズはかぼちゃ、にんじん、じゃがいも、ほうれん草、とうもろこしの5種類が揃っています。

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